高齢の犬に多い困った行動として「夜なき」と「遠吠え」があります

高齢の犬に多い困った行動として「夜なき」と「遠吠え」があります。

その原因の1つに体内時計のズレがあります。一度、夜泣きが始まると直すのに時間がかかり飼い主も寝不足が続くようになります。朝から昼間は明るく夜は暗くすると言う自然のサイクルを守ることです。しかし飼い主の家庭が昼間出払っている場合、夜帰ってきてから電気をつけるため 犬にとっては夕方から朝が始まることになるので。それが体内時計のズレを起こす原因なります。午前中は朝日をたっぷり浴びさせましょう 寝たきりの場合でも朝日のあたるスペースに移動させると良いでしょう。朝の光には睡眠ホルモンとも言われるメラトミンの働きが正常に戻る効果があります。夜はできれば間接照明にしましょう。照明はオレンジ系の光にすると良いでしょう。オレンジ系の光は夕方の色で体内時計が狂いにくくなります。夜中に犬がちょっと寂しくなって泣いた時 泣くたびに飼い主が心配して部屋の電気をつけたりすると 光のせいで体内時計がずれやすくなるだけでなく、犬は「泣けば飼い主が来てくれる」と学習し、たびたび泣くようになることがあります。体内に異常がなく食事や排泄の世話なども済んでいる場合は、しばらく待ちましょう。一時的に激しく泣くことがあっても飼い主が来ないと分かれば やがて静かになります