高齢犬になった愛犬と暮らす 理学療法を行う

高齢になった愛犬と暮らす

最大の心配事は,体が不自由になり介護が必要になった場合の生活です。暑さ寒さの温度調節がされているか注意を払いましょう 又、事寝返りなど動作を妨げない程度に柔らかく暖かいパットの効いたベットに寝かせる。起立や寝起き 歩行に滑らず柔らかい床 階段がわりになるスロープ いつでも使用できるトイレ 一緒に運動ができる同居動物 首の屈折を無くし お座りの姿勢で食べられるようにするため食器を載せる台が必要などの環境を整えてあげましょう。また高齢になって体力が落ち 長時間同じ姿勢で過ごしているとあっという間に床ずれができてしまうことがあります。一度 床ずれができるとなかなか治らず愛犬の大きな負担になりますから 数時間おきに体の向きを変えるなどの注意が必要です。皮膚を清潔に保ち乾燥や刺激物から守る 栄養状態を整えることが大切です。

 

適切な理学療法を行う

現時点で足腰が弱っている場合でも適切な理学療法を行うことで悪化のスピードを遅らせることができます。寝たきりにさせないために愛犬の体を支えたり、つり下げたりして  4つの足で立たせ正しい状態で足の裏が床についていると言う感覚 自分は立っていると言う感覚を忘れさせないことが大切です。その他、関節は動かさないと硬くなって動かなくなってしまいます。毎日曲げ伸ばしをすることや 筋肉を鍛えないと弱ってしまいます。歩かせてできるだけ筋肉量を落とさないようにします。筋肉を鍛えることで肺活量も増します。階段の上り下りはゆっくりと行いましょう。ゆっくり上り下りさせれば4本の足それぞれに体重がかかり それぞれを鍛えることができます。特に登る時は後ろ足を 降るときには前足を鍛えることができます。後足に障害があると階段を降りる事はできても 登ることを嫌がることがありますが、そのような場合は無理をせずスロープを上るようにしましょう。階段の途中で止まってしまったような場合も無理をさせないようにしましょう。